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++ 50 ++ 亀戸梅屋敷 広重 169911-亀戸梅屋敷 広重

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 歌川広重の描いた「東都名所亀戸梅屋舗全図」です。 江戸時代、亀戸天神社の北東に3000坪の広さの「亀戸梅屋敷」と呼ばれた梅の名所がありました。残念なことに、明治43年の洪水により廃園となり、今は梅の木も何も残っていません。 亀戸梅屋敷跡の案内 浅草通りに面して、前は北歌川広重「亀戸梅屋敷全図」 国立国会図書館デジタルコレクションより なお、安政4年(1857)に製作されたこの作品は時を経てヨーロッパに渡り、あのファン・ゴッホの目に触れることになる。そして、ゴッホはこれを模写し、17年に「日本趣味・梅の花」という作品を残している。世期概要 広重最晩年の作品であり、その死の直前まで制作が続けられた代表作。最終的には完成せず、二代広重の補筆が加わって、「一立斎広重 一世一代 江戸百景」として刊行された。 版元は魚屋栄吉。 江戸末期の名所図会の集大成ともいえる内容で、幕末から明治にかけての図案家梅素亭玄魚 歌川広重 亀戸梅屋敷 広重